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よく考える子 思いやりがある子 元気な子

九小の校内研究

令和4年度 校内研究

                             
 研究主題 
 安全について自ら判断することができる児童の育成
〜カリキュラム・マネジメントを通して〜

東京都の安全教育推進校2年次として、生活安全を軸にカリキュラム・マネジメントに基いた安全教育の年間計画を作成し、継続的な実践を進める。

第1回 校内研究全体会 令和4年4月27日(水)

今年度の校内研究がスタートしました。安全教育推進校2年目として、昨年度までの実践を振り返り、今年度の研究の方向性を職員全体で確認しました。推進校としての役割や研究の予定等を全体で確認した後、低学年、中学年、高学年に分かれて、分科会ごとにワークショップを行いました。テーマは、「生活安全における児童の実態と教師の願い」です。限られた時間ではありましたが、今までの経験や実績を基に、分科会内で活発な意見交換を行いました。

分科会ごとにまとめた考えを全体で共有しました。



 第2回 校内研究全体会 令和4年5月30日(水)
 今年度2度目の校内研究全体会です。今回は研究テーマを基に、目指す児童像を発達段階ごとに決定し、各学年ごとの年間指導計画を見直しました。分科会ごとに今後の予定や内容についての話し合いも併せて行いました。
 九小の安全教育は、安全教育のカリキュラム・マネジメントを根底とした取組や活動をメインとして研究を進めていきます。 
   
   

学年ごとのワークショップの後、全体で協議事項の共有を行いました。 
   
   

 第3回 校内研究全体会 令和4年7月4日(月)
 今年度1回目の授業研究会を行いました。今回は低学年分科会の提案です。研究授業は2年3組で行いました。講師に、東京都教育庁指導部指導企画課安全教育担当指導主事の東小川智史先生をお招きし、ご指導いただきました。東小川指導主事には年間を通してお世話になります。
 研究授業は、学級活動(2)「登下校を安全に」という題材名での授業でした。生活科で行った「まちたんけん」のフィールドワークでの経験を基に、登下校時に事故にあわないようにするにはどうすればよいのかをみんなで考えました。
 タブレット等ICT機器も活用したり、黒板掲示を見やすくしたりして視覚的な理解を促進する工夫も行うことで、児童一人一人の考えを深めることができました。
   
   
 授業後の協議会では、「生活科と関連させることで、身近な場所の危険について理解が深まったか」と「目標を決めることで、どのように行動すればよいのかを考えることができたか」という2つの視点で協議を進めました。
 講師の東小川先生からは、安全教育で大切なことは、いかに「具現化」させるかということ、具体的な場面を児童に考えさせ、日常生活とつなげたいとのご指導をいただきました。
   
   

 第4回 校内研究全体会 令和4年10月24日(月)
 今回の校内研究全体会は、今年度2度目の研究授業でした。
 中学年分科会からの提案を全体で検討しました。研究授業は、3年3組で行いました。学級活動(2)「SNSの使い方」という題材名での授業でした。SNSにおいてメッセージ機能を使用する際に、送信する側はどのようなことに気を付けるべきかをみんなで考えました。具体的な場面を想定し、日常生活に生かしていくための話し合いを行い、自分なりの考えをもつことができました。
 
 

  研究授業後の協議会では、今回も、東京都教育庁指導部指導企画課安全教育担当指導主事の東小川智史先生からご指導をいただきました。また、東久留米市教育委員会の菊池指導主事からも、今回の授業と協議会を通じて、ご指導をいただきました。
 協議会では、二つの視点で話合いを行いました。視点@「具体的場面を設定して危険を予測することが送信時の留意点を考える手立てとなっていたか」、視点A「タブレットを用いて送信の疑似体験をすることが安全な送信を判断する手立てになっていたか」です。
 講師の東小川先生からは、日常生活の中で、授業で学んだことを如何に実践に繋げることができるかが大切であり、特別活動で授業を行う意義はそこにある、というお話をいただきました。
   
   

 第5回 校内研究全体会 令和4年12月5日(月)
 今回の校内研究全体会は、今年度3回目の研究授業でした。
 高学年分科会からの提案を全体で検討しました。研究授業は、6年3組で行いました。今回は、国語科の「楽しく・かしこい情報機器やSNSの使い方について話し合おう」という単元に、安全教育の指導事項である「スマートフォン等使用時の安全」を関連付けて学習活動を行いました。
 スマートフォンやタブレット端末等、インターネットにつながることは、便利な反面、危険性もはらんでいます。SNSの危険性について理解し、安全に利用できるようにするためには、何が必要か、どうすべきか等についてグループ討議を通じて考え、自分の考えを広げ、深めることができました。
   
   
 研究授業後の協議会では、今回も、東京都教育庁指導部指導企画課安全教育担当指導主事の東小川智史先生からご指導をいただきました。
 研究協議会では、二つの視点で話合いを行いました。視点@「対話的な活動により、児童の安全に関する考えが、より多面的になったか」視点A「児童が自分の考えを発展・深化させる上での授業者のかかわりは適切か」という点について付箋を用いてグループで協議し、全体で共有しました。
 講師の東小川先生からは、教科の学習と安全教育との関連を追求していくのは難しいことであるが、カリキュラム・マネジメントの視点からは、常に教科横断的な発想で指導に当たらなければならない。といったお話をいただきました。今回は、協議が長引いてしまい、講師の先生にはご迷惑をおかけしました。

令和5年2月22日の公開授業に向けて、現在準備を進めています。
   
  


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